2009年5月24日日曜日

itouchBrowser v1.8.3.32

Ver. 1.8.3.32を公開しました。

今回の変更点は、次のとおり。

v1.83.32 5/24/2009 =sugi=

* 秘密鍵と公開鍵を使ったSSH接続を可能にした。
* SSHの秘密鍵と公開鍵の生成および自動配置の機能を追加した。
* ファイル属性も含めるためにtarを使ったフォルダーのバックアップ機能を追加した。(圧縮後、PCへ自動転送)
* SSHコマンドラインに履歴参照機能を追加した。(上下矢印キーで過去を参照可能)
* ファイルビューにフォルダーも表示するように変更した。
* デバイス接続時の処理を最適化した。
* フォルダー選択時のアイコンを変更した。
* メニューに壁紙とテーマを追加した。
* 英語環境で全画面アイコンを表示しなかった不具合を修正した。

予告のとおり、秘密鍵と公開鍵を使ったSSH接続が出来ます。セキュリティーにもより安全になります。
公開鍵と秘密鍵は、itouchBrowser自身で生成できますが、まずは、パスワードによるSSH接続を行ってください。
秘密鍵には、パスフレーズも設定できます。もしも、秘密鍵が盗まれてもパスフレーズがかかっていれば、秘密鍵の復号ができないようになっています。(秘密鍵自身は、OpenSSHのフォーマットではなく、暗号化したSECSHフォーマットを使用しています)
公開鍵をPCで作った後、iPod touch/iPhoneへ転送してSSHから属性設定も行います。

SSHの認証ファイルのフォルダーが無い場合は、自動的に作成します。
既に公開鍵を持っているiPhone/touchの場合は、追加する形で設定します。



公開鍵による接続が初めての場合は、iPhone/touchのOpenSSHを再起動してください。

まずは、パスワード認証によるSSHの状態であれば、鍵認証への移行は容易に行えます。

鍵ファイルが出来れば、次のダイアログでファイル指定できます。




最終的には、パスワード認証を殺す必要があります。/etc/ssh/sshd_config ファイルを編集してください。

2009年5月15日金曜日

SSHの認証はこちらを参考にしました

秘密鍵と公開鍵によるSSH認証の接続に対し、次の内容が大変参考になりました。


鍵交換方式によるssh接続( windowsから )
秘密鍵による安全なSSH認証



itouchBrowserに公開鍵の認証を組み込もうとしたのですが、実際にやってみると難しいですね。パスワードを使わない認証と言っても、かなりいろいろな種類があることがわかりました。特に、SECSHの鍵フォーマットは、秘密鍵を更に暗号化してあり秘密鍵の盗難にも耐えるという。この仕様では、簡単には解読できません。

今回、秘密鍵にこの一番強力かと思われる SECSH 鍵フォーマットを使うこと。結果的に使わざるを得なかったのですが、、、。
公開鍵は、OpenSSHフォーマットになること。
異なるフォーマット間で正常に通信できるものかもわからないままに、すべてが勘で試行錯誤してました。

数日毎晩、なかなかうまく行かず、繋がらない理由もわからないままでした。
半分あきらめかけたのですが、、、、、偶然のように接続できて。。。。(笑)

この暗号鍵と公開鍵のキーペアは、itouchBrowser自身で生成できて、USB経由でiPhone/iPod touchにコピーして、セットアップまでを自動にする事まで実現できます。
最終的にどうするのか、現在検討中です。

iPhone nano ってなんなの?

カッコいいんじゃない
今度のiPhone.




*これはコンセプトです。お間違いなきよう。

2009年5月13日水曜日

秘密キーを使ったSSH接続

itouchBrowserでiPhone/iPod touchにSSHで接続することは可能となりましたが、パスワード認証によるものでした。

いろいろと調査して確認していった結果、先ほど鍵交換方式の公開鍵と秘密鍵による認証にてiPod touchのOpenSSHとの接続に成功しました。
これで、パスワード認証だけ無くセキュリティーを強化したい方にも使用していただくことが出来ます。

この変更の結果は、そのうち公開しますので、お待ちください。

2009年5月5日火曜日

ブログをはじめます

主にitouchBrowserの記事を中心とした内容で進める予定です。
とにかく未だ取扱説明書が存在しませんので、使い方の詳細なども書いてゆきたいですね。

今後に期待してください。

ちなみにここに引っ越すまでの旧情報は、こちらです。
au one blog
逆送している方は、参照してください。